代表的な所有機器

様々な機器を使用して分子合成・解析を行っています。大切に使いましょう。
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分子合成

ドラフト

ドラフト においが出る恐れがある薬品を使う際はこの中で行います。スペースが限られているので整理整頓して使うようにしましょう。

ガラスマニホールド

ガラスマニホールド 特殊な分岐コックを用い、真空ポンプとアルゴンガスラインを接続することにより、最大6系統のアルゴンガス置換を容易に行うことができます。慣れるまで扱いが複雑に見えますが、禁水条件を手軽に作れるので非常に便利です。

低温反応装置

低温反応装置 冷媒(メタノールやアセトン)を入れ、冷凍機により-80°Cまでの低温条件を保つことができます。攪拌機能つき。ドライアイスや液体窒素では困難な、低温を長時間保ちたい反応を行う際に威力を発揮します。

電気炉

電気炉 通常のオイルバスでは到達困難な200~400°C程度の高温条件が必要な場合に便利です。本来は800°Cくらいまで昇温することが可能な装置らしいのですが、さすがに有機化合物を用いた実験で使うことはまずありません。

光反応装置

光反応装置 専用のガラス器具の内部に水銀ランプ、外側に反応容器を取り付けることで光反応を行うための装置です。光照射時には多量の熱が発生するため、冷却するための専用のセットアップが組まれています。

脱水溶媒分取装置

脱水溶媒分取装置 ビアサーバーの要領で、缶の中に密封された脱水溶媒をアルゴンガスで押し出すことで、レバーをひねるだけで脱水溶媒を取り出すことができます。当研究室ではTHF、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、トルエンの4種類を用意しています。事前の蒸留も不要ですので極めて安全・便利です。

油回転式真空ポンプ

油回転式真空ポンプ ガス置換などを行う時に、これを使って系を減圧します。キャスターが付いているので自分の作業場所へ移動させるのも簡単です。

TLC検出用ランプ+暗箱

TLC検出用ランプ+暗箱 TLC(薄層クロマトグラフィー)でのスポット検出において、紫外光照射はよく使われます。これはランプが暗箱と一体になっているので紫外線ランプを直接目で見ることが避けられるのと、スポットを感度良く観察することができます。ランプの照射波長は2波長あります。

エバポレーター

エバポレーター 容器内を減圧して溶媒を濃縮するための装置です。2〜3人に一台用意されています。

加熱減圧乾燥機

加熱減圧乾燥機 高沸点の溶媒を含むサンプルを乾燥させる際はこのような乾燥機を使います。真空ポンプと組み合わせることで中を減圧にすることができ、かつ加熱できるので高沸点の溶媒も除けます。写真左のものも同じ機器で、より小さなサンプルの乾燥に便利です。

超音波洗浄機

超音波洗浄機 超音波による振動により、微量物質の攪拌や、落ちにくい汚れの洗浄などを行うことができます。

乾燥機

乾燥機 洗浄したガラス器具を乾燥させるための機器です。熱で乾燥させるため、熱に弱い器具を入れてはいけません。

測定・解析装置

GC-MS

GC-MS サンプルをガスクロマトグラフィー(GC)により分離し、さらにそれぞれの成分に対して質量分析(MS)を行うことで混合物の解析ができます。低分子の反応追跡において威力を発揮します。オートサンプラーを導入して12サンプルまで連続測定が可能になりました。

GPC-HPLC

GPC-HPLC 分取用のカラムが連結され、さらにリサイクル分取が可能です。リサイクルを繰り返すことにより、通常のカラムクロマトグラフィーでは分取困難な混合物の分離も実現します。低分子の高速分取可能なカラムを導入し、低〜高分子の幅広い領域に対応できます。

自動溶媒回収蒸留装置

自動溶媒回収蒸留装置 スイッチ一つで溶媒の単蒸留・回収を行ってくれる優れものです。当研究室ではHPLCで用いるクロロホルムの再利用の際に用いています。

赤外分光計

赤外分光計 いわゆるIR。分子内の特定の官能基の検出・特定に威力を発揮します。解析用PCにはかなり年代物を使っていますがまだまだ現役。

吸光光度計

吸光光度計 物質の光吸収スペクトルを測定することができます。溶液では2500 nmまで測定が可能なので、近赤外領域に吸収を持つサンプルも測定可能です。オプションを取り付けることで固体の吸収も測定可。反応追跡など様々な用途に用いることができます。

蛍光光度計

蛍光光度計 物質の蛍光スペクトルを測定することができます。低温装置が付属しているので、リン光を測定することも可能です。

蛍光光度計(近赤外)

蛍光光度計(近赤外) こちらも蛍光測定用ですが、900 nmまで測定することが可能です。ここまでくれば大体の有機化合物の発光をカバーできます。

旋光光度計

旋光光度計 光学活性なサンプルにおいて、溶液中の旋光度を決定することができます。

円二色性分散計

円二色性分散計 キラルなサンプルにおいては円二色性(CD)を測定することで絶対構造に関する情報を得ることができます。さらに、電磁石を装備しているので磁気円偏光二色性(MCD)の測定も可能です。こちらはアキラルなサンプルに対しても測定が可能で、主に分子の光励起状態に関する情報を得ることができます。

電気化学測定システム

電気化学測定システム 汎用の電気化学測定装置です。サンプルのサイクリックボルタンメトリー(CV)をはじめ、電気化学反応に関わる様々な測定・解析を行うことができます。回転電極も所有しているのでRDV等の測定も可能。

融点測定器

融点測定器 試料を加熱する様子を目視で観察するアナログなタイプですが、300°Cまで測定できるなど機能は十分です。熱による形態変化の観察に用いることもできます。

高精度精密天秤

高精度精密天秤 最小単位0.1 µgの精度を持ちます。モル吸光係数の決定など、極微量の正確な重さを測定したい時に使用します。

実体顕微鏡

実体顕微鏡 単結晶X線構造解析において、良いデータを得るためにはなんといっても良い単結晶を作るところが大事です。結晶は微小(0.1~0.5 mm角程度)なので、顕微鏡で良く観察します。偏光観察もできるようになっています。

紫外光照射装置

紫外光照射装置 強力な紫外光を照射できる装置です。光反応の解析に用います。

簡易暗室

簡易暗室 卓上サイズの暗室です。一重項酸素増感効率の決定など、光の影響が大きい測定はこの中で行います。

その他

ガラス器具

ガラス器具 普段の合成に用いるガラス器具は共用で、棚に整理しています。見た目に反して高価なものもたくさんあるので割らないように大切に扱いましょう。

実験台

実験台 各個人に実験台スペースが割り当てられます。作業は基本ここで行います。使う人の個性が出るところです。こまめな整理整頓を心がけましょう。

デスク

実験台 同様に居室には個人のデスクが割り当てられます。こちらも整理整頓を心がけましょう。

書架

書架 研究室には様々な教科書・資料が置かれています。

共通利用機器

その他、コース内の共用装置、他コース・研究室の装置を活用して研究を行っています。以下に挙げるものはよく使われるものの一例です。これ以外にも、必要に応じて共同研究の形で他研究室の装置を使わせていただくことがあります。
NMR(400, 500 MHz)、質量分析計、単結晶X線構造解析装置、粉末X線構造解析装置、固体蛍光測定装置、など。

連絡先

〒920-1192 金沢市角間町
金沢大学 理工研究域 物質化学系 応用化学コース
金沢大学自然科学1号館Bブロック5階
segi@/se.kanazawa-u.ac.jp(千木昌人)
maeda-h@/se.kanazawa-u.ac.jp(前多 肇)
tfuruyama@/se.kanazawa-u.ac.jp(古山渓行、HP管理)
(メールアドレスは@の後ろの/を削除してください)

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